なぜ今、若い女性が日本を捨てて海外に行くのか…高齢化が進み年金依存の生活者が増える日本の悲しき末路
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私自身、まったく海外志向はなかったし、未だにアメリカが好きというわけではないのですが、それでも「日本にいるよりマシかな…」と思って、帰国するかどうか、めちゃくちゃ悩みました。
(悩んだ結果、それでも日本企業や社会のために出来る事がまだあるかもしれない、と思って戻ってきましたが…)
もちろん海外にいると「移民」なので、その国の仕組みや文化に完全に取り込まれることが(良くも悪くも)ないからこその自由(と苦労)なわけですが…
最近偶然見つけた、イチロー選手の引退会見での発言
「アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったこと、アメリカでは僕は外国人ですから。このことは、外国人になったことで人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。」
本当にこの通りだと思います。
日本(もしくはclosedでcomfortableな環境)から出ず、ずっと特権階級でいる属性の方たちには、是非この言葉の意味と重さを感じてもらいたいと思いました。日本では出来ない仕事・研究をする人が少し前までは海外に行っていましたが、最近は飲食店で働くなどどこでも出来る仕事をしに行く人が増えています。収入が高いという金銭面だけでなく、働きやすさの観点もあり、女性に限らず男性も増えていると聞いています。
記事掲載の人口減小国トップレベルの東欧の国の人達は、実際、私も国外で一緒に勉強したり働いたりしましたが、誰も自国に戻らずに外国で働いています。日本人も近いうちに海外で学んだり住む機会のある人は、ほぼ戻らなくなるのではと危惧しています。
年金世代の方々は日本経済の発展への貢献の分を今、享受する権利があるとお考えなのはわかります。ただ、孫世代の若者が働きにくい、暮らしにくい状況を作ると、最終的には自分やその子供に跳ね返ってきます。選挙での投票活動から日常生活での家族への発言まで、日本の将来のために気を配って頂ければと思います。MBAを卒業してから、日本には戻らずに、現地の企業で働くことにしました。いい意味で周りを気にしない、頑張っただけ上に行けるチャンスがある、何歳でも挑戦すれば新しい世界が見える、アメリカにいるとそのような考え方になれるのが好きです。
もちろんアメリカでも男女の差や人種差別は存在しますが、常に誰かが声をあげて闘おうとしている、というのがアメリカらしいです。
日本のジェンダーギャップや円安も相まって、優秀な女性がアメリカのホワイトカラー職を目指すのは理にかなってます。日本を変えようとする若者がいて欲しいと思ういう一方、個人レベルで幸せを追求するには、自分の環境を変えるのが一番早いなと実感してます。