【小島武仁×斎藤幸平】行き過ぎた競争社会、「経済学」に訊くこれからの日本
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注目のコメント
アルゴリズムの透明性は、仰るとおりですよね。ディープラーニングは便利ではありますが、ブラックボックスになってしまうので、何故このマッチングが生まれたかの説明ができず、納得感が生まれないという話はよく聞きます。変数を絞り説明できるレベルのものにするか、アルゴリズムの全ては開示できなくとも方針だけでも説明するか、いずれかの対応をし、納得感を高めるアプローチが必要なのだと思います。人間は完全合理的な経済人ではなく、限定合理的な感情人であるという良い例ですよね。
それにしても豪華な3人でしたね。波頭さんの組織設計概論を教科書にして育った身としては、この3人の対談はもっと聞いてみたいと思いました。こちらいい感じの記事にしてくださってありがとうございます!私がやっているマッチング理論やマーケットデザイン、少しずつですが世の中で使ってくださる企業や自治体などが出てきていてとても手応えを感じています。いち研究者にできることはちいさいですが、少しでも日本や世界が元気になる役に立てるといいなと思っています。
競争が激化するのは、価格などの分かりやすい数値化が原因の一つです。数値で示すことで、差が分かりやすくなり、差をつけようと囚われてもしまいます。
競争社会からの脱却は、数値や量ではとらえきれない質的な世界をいかに様々なシステムに組み込めるかにかかっていると考えています。