ダイソンCTOに聞く「日本企業との大きな違い」、世界トップたる理由とは何か
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「形態は機能に従う(Form Follows Function)」
これは感銘を受ける言葉ですね。
同社の強みでもあり、日本でものづくりにかかわる人で、共感する方も多いのではないでしょうか。
ジェームズ・ダイソン氏の自伝とも言える「インベンション 僕は未来を創意する」を読みましたが、経営トップがデザインと機能の統合を大事にする背景がとてもよくわかる本でした。Dysonさんからご依頼頂き、DysonのジョンチャーチルCTOにインタビューをさせて頂きました!
前半となる本パートでは、企業としてのDysonや技術部門を指揮するCTOという立場で、日本企業やDysonの立ち位置をどう見ているのかをお話頂きました。
・一目置く日本企業はどこ?それはなぜ?
・デザインと機能を融合する「Form FollowsFunction 」(=形態は機能に従う)はDyson社内でどう活用されているのか?
・チャーチルCTOが考えるDysonの強みはどこにあるか?
・チャーチルCTOにとってジェームズ・ダイソンはどんな存在か?
日常の仕事で何かしらお役に立つ考え方だと思いますので、是非お読みいただければと思います!デザインとエンジニアリングを分業せず同時に行える人材がいることは、ダイソンの最大の強みですね。これでソフトウェア開発のスキルも持ち合わせたら、マルチなUXデザイナーです。
ダイソンは販売戦略も優れていると感じます。モデルチェンジで全機種が型落ちになってもテレビ通販などで販売して、最新モデルには手が出せない/そこまで高性能でなくても良いと考えるユーザー層を獲得しています。開発に時間とお金を掛ける分、作り上げたものを大事に売るやり方は、日本企業も見習うべきだと考えます。