10年ほどで休学者が“2倍”に…! 休学を選択する東大生が増え続けている“納得の理由”
文春オンライン
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私も大学で教えるようになり、休学が学生にとってのわりと当たり前の選択肢の一つとなっていることに驚きました。自分が大学生の頃には、前向きな理由で休学する大学生はほとんどいませんでした。
「「エリートコースに乗りたい気持ち」と「周りとは違う何かをしようと焦る気持ち」との葛藤」という表現があります。意図して「周りとは違う何かをしよう」という気持ちは自分にもあったと思いますが、当然ながら、その前提として、自分がやりたいことを追求したいという気持ちがあることが大事だと思います。漠然と進学し卒業して社会人となり、そこで学ぶべきことがハッキリしてOJTで身につける。これが従来の姿。いま「学び直し」が重視されているのは企業に育てる力がなくなってきたせいもある。一方、在学中に休んで社会に出て、目的意識を持って復学する。このパターンが重要になってくるはず。長寿社会となり、雇用流動性も高まる中、学生やりつつ社会人という期間が10年ぐらいあってしかるべきで、そういう制度とカリキュラムの設計ができないかと思います。
ヨーロッパでは伝統的にギャップイヤーという制度があり、高校卒業から大学入学までの1年間自分探しをする期間が制度として定着しています。
この記事の休学の中身を見ると、まさにギャップイヤーにあたるものだと思いました。
また、休学しなくても、様々な社会の課題に自分が向き合う機会がたくさんあるのは素晴らしいことですね。
日本の田舎で、限界集落という世界共通の課題を見つけて一歩踏み出したという学生さん。もう立派なグローバルリーダーです。
安定はいつでもできるけれど、挑戦はできるときにしておいたほうが良い。
実感です。