既に配信したレポートで解説したように、声明文の修正に加えて、ラガルド総裁の発言も、政策金利がピークに近づいていることを示唆した内容でした。景気が減速している分だけ、FRBよりもむしろハト派化した印象があります。 問題は、ユーロ圏では賃金設定のラグが相対的に大きく、従ってサービス価格の鈍化に時間がかかる可能性です。しかし、ラガルド総裁は企業のマージン動向にも注目し、価格への転嫁が抑制される可能性にも期待を示しました。 この点がECBの期待通りに動くかどうかが重要なポイントになりそうです。
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