『ムーンライト』の訳あり品が即日完売、見た目よりもストーリー重視の時代に? 変わりゆく菓子業界の“ルッキズム”
ORICON NEWS
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訳あり食品をメーカーや小売店から集めて再販売するビジネスはどんどん増えていますが、メーカー自身が大々的に行動を起こしたという点が新しく映ります。
通常品が売れなくなるのでは、という心配で踏み切れないメーカーも多いと思いますが、実は通常品を購入する層と、訳あり品を好んで購入する層は、微妙に異なる場合も多く、ビジネスチャンスもあるということがわかりますし、本事例のように流通経路をうまく調節することも可能です。
お菓子の場合は見た目だけでなく、食べやすさ(ポロポロこぼれないか等)を重要視する人もいると思いますが、「割られていたほうが食べやすい」という意見もあったとのことで、メーカーとしては新たな発見があったのではと思います。固定ファンがいる定番品ならではの動きだと思います。このニュースは先月からチェックしていて、友人にシェアしたところ、大好きなムーンライトだから、割れてても問題なしという意見を複数聞きました。
その人気は40項目という厳しいチェックが支えていたのだと思います。
こういう商品が即完売というのも、日本の消費者の品性を感じます。
いたづらに完璧を求めるだけでなく、作り手と、コミュニケーションしながら、食べ物を大切にしていきたいと思います。
同じような動きが広がって欲しいです。「バエ」とは対極にある訳あり品ですが、ニーズとしてはずっと変わらずあったのでしょう。
アウトレットなどの利用もいまだに多い中、無駄にしない食品を買おう。という人も多いでしょう。
特に今回はムーンライトという森永さんの主力クッキーだったということも強力なアイテムになった要因なのでは無いでしょうか。