パナソニックHD、玉置CIOが話す「PX」の成果--「なんちゃってDX」で終わらせない
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この7つの原則をどう現場に落とすか(=実現するか)が大切であり、大変だと思います。
方針をどう具現化するか、仕組みづくりを担う主管部門はもちろんですが、現場に浸透させるためには各組織の中間職のはたらきが必要です。
業務プロセスの刷新を嫌う中間職も一定数いて、その層をどう巻き込むか気になります。
(特に年功序列で中間職に就いた方ほどそんな傾向があるイメージが…)
注目のコメント
システム部門から手が離れ全社の変革につながっているPX(Panasonic transformation)
システムを刷新してDX(digital transformation)が実現できるか。というと手段が変わるだけで現場の目的と乖離していることが多くあります。
システム部門がDXを進めるためには部門自体が現場を知ること、連携して「ありたい姿」を認識し進める必要があります。
ただ、現行システムを安定稼働させること。というシステム部門のミッションと対極にある場合も多く、手を離れ現場自らが変革を進めた方が上手く行く場合があります。
一方で中小企業などでは部門の壁や階層が少ないことからDXは進めやすいのですが、大企業のもの、金がかかるもの。という勘違いも多いため進められないところも多いです。
DXなどのバズワードに振り回されず現場変革を進めることが今こそ必要です。パナソニックHDの変革の取り組み:PXについての記事ですが、IT・デジタル・DXの言葉をあえて使っておらず、逆に「データ」と「標準化」というキーワードが目立つのが良いですね。DX系の取り組みは手段と目的が逆転して、DXそのものが目的であるように見えることが多いですが、決してそうはならないという思いが見て取れます。