アマゾンが一部従業員に転居を要請へ、オフィス復帰の一環－関係者
コメント
注目のコメント
「転居を求める」の具体的な形は、出社を義務付けた上で出社にかかるコスト負担を一定限度内にきめることと想像します。アメリカで飛行機や長時間かけないと出社できないような人は、転居か転職を考えるでしょう。
コロナ後の希望する働き方をイギリスのスタッフにヒアリングした際は、まさに週3日程度出社、あとはリモートのハイブリッドでした。出社しないとできないことがあり、出社が自分にも組織にも差別化の源泉になりうることを、完全ロックダウンした地域の人たちは知っています。昨日は『オフィス回帰の動きは終わった』
今日は『オフィス復帰』
と、連日真逆のニュースが流れるのがとても面白いですね。
https://newspicks.com/news/8690599
結局のところ、ユーザー・クライアントに価値を届ける上で、バリューチェーン上オンラインではやるべきでないところを見定めて、意志を持って働き方をデザインすることが大切だと思っています。「あそこの会社は出社強制しているから、うちもそうしよう」は愚の骨頂だと個人的には感じます。リモートかハイブリッドか出社かは、いまや会社選びの選択肢の１つになりました。
会社の方針に加え、会社というコミュニティの、”場の魅力”がこれまで以上に求められています。
広報において、インターナルコミュニケーションは、パンデミックを機に重要視されました。
リモートでも十分に仕事ができてしまうことを知った後、出社の意味を見いだせなかったり、一方でリモートによる鬱に陥ったり、さまざまな問題が発生しています。
特にリモートやハイブリッドの場合は、コミュニケーションのプロが部署間を繋ぎ、出社しなくても組織に属している意識を高めていくことが重要になってきます。
また、”場の魅力”づくりも重要です。たまに出社したら雑多な感じを受け居心地が悪いと、家やカフェで仕事をする方が効率がいいと感じてしまうのは当たり前です。
パンデミック以前は従業員は強制的に出社で何の疑問も印象も持ちませんでしたが、2023年の現在も2019年と同じようなオフィスの場づくりをしている企業は変えていくべきだと思います。
”場の魅力”は、広い意味での心地よさです。
効率的、快適さ、センス、集中力、話しかけやすさ、安全性、新しいものが生まれる雰囲気、などを意識して、もう一度会社を見直してみては。
