ソニー、第2のキャリア伴走
日本経済新聞
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日本の人事システムは、年功序列のピラミッド組織で、ほぼ全員がゼネラリストとして管理職を目指します。ゼネラリストの正反対はスペシャリストです。ゼネラリストは、何の仕事ができるか聞かれると管理職と答えます。しかし、役職定年になるとラインから外れ、やることがなくなります。これが何もしていないのに給料だけは高いおじさん、と呼ばれる人たちです。しかも、生きがい、やる気を役職と連動して失います。第二のキャリアは、管理職ならできる、と答えるのではない自分独自の専門性を持つ、そのためには教育が大事、という流れだと思います。
きれいごとは抜きにして、団塊の世代ジュニア社員が50代を迎えるようになると、一定数は転身してもらわないと人事マネジメント的には困るからでしょう。
あとは、企業がどこまで本気で併走するかどうかです。ソニーは私が在籍していた時代から、キャリアカンバスという制度を導入して、継続的に取り組んでいる企業ではあります。