楽園モルディブが持つ別の顔 ロシアへの半導体供給地に
日本経済新聞
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半導体製品の流通過程を抑えるためには、現在SEMIが策定中のトレーサビリティを活用する手があります。半導体チップにID番号を振るだけではなく、チップ内に埋め込んでいるID(製品番号だけではなくロット番号、製造日、工場など)を外から読めるような端子(有線でも無線でも)を用意しておきます。それを代理店やユーザーが入手したときにブロックチェーンに受け取った日時、場所などの情報を書き込みます。さらに第三者に渡すときは、渡す前にブロックチェーンに書き込んでおきます。チップを受け取った人も受け取ったデータを書き込みます。ブロックチェーンに参加している半導体関係者・流通事業者はその情報をいつでも見てトレースすることが可能です。その情報がどこかで途切れていれば、その業者を特定できます。ブロックチェーン利用のトレーサビリティのシステムを早く完成させてほしいです。
中国は別格として、ロシアへの戦略物資供給の経由地には、UAE、トルコ、キルギスタン、その他いくつかの国があります。
モルディブにとって、ロシアは従来と変わらず、お得意様です。
2023年になってからは、モルディブに来る外国人観光客で最も多いのはロシア人です。
モスクワとモルディブの間ではアエロフロートの直行便が飛んでいて、今やロシア人が自由に振舞える有数のリゾートです。
そこに半導体などの軽量な戦略物資を集積すれば、アエロフロートで持ち帰るのも容易でしょう。