NTT東、サケの陸上養殖に成功 IT活用、売上高10億円へ
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サケの陸上養殖はもう技術的に確立されていて、ノルウェーが最先端です。
ノルウェーのProximer社は、日本でもすでに静岡県小山町に工場を建設、2024年から丸紅が取り次いで商品を市場に供給します。
https://ja.proximarseafood.com/
サケの養殖は、マルハニチロがチリで大規模にやっていて、日本で切り身や冷凍食品として供給されています。価格としては、チリの海で養殖したサケの方が安いです。
日本国内で陸上養殖することの意義は、生のまま、スシ用などに、特に東京の市場に供給できることですね。
マルハニチロと三菱商事の連合が富山県でやるサケの陸上養殖もありますが、こちらは出荷は2027年からになります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC305GH0Q2A630C2000000/
NTT東は、商業化するにしてもだいぶん後発になるのではないでしょうか。
大手商社が「サーモン養殖」に本腰を入れる理由
陸上養殖に続々参入、普及のカギは価格競争力
https://toyokeizai.net/articles/-/378460なんか各地でサーモンの養殖が流行ってるみたいですね。ご当地サーモン?
海無し県の我が長野県でも「信州サーモン」を養殖してます。ニジマスとブラウントラウト(どちらもサケ科)の交配種らしいですが、肉厚で美味しかったです。
ニジマスに比べると肉質が良い、病気に強い、など様々な利点があるようです。ニジマス養殖施設がそのまま使えるのもメリットとのこと。
https://www.pref.nagano.lg.jp/suisan/joho/salmon/index.html参加しているプロジェクトでよく海産物の話が出ますが、黒潮の蛇行と気候変動で鮭の漁獲量、東北ではピーク時の90%超だそうです。
もろ海洋変化は私たちの食に直結します。
例えばいまあるハラコ飯という食文化を保つためには海外産に頼らなければいけない状況です。
本来食文化はその土地で獲れるもの、風土に合わせて発展してきた文化で、今後、海外産で無理やり維持する食文化が本来の食文化といえるのかとよく考えてます。
その点、鮭、魚の養殖は非常にポテンシャルが高いと思います。またデータによるスマート漁業の可能性も大きいかと思っています。