世界が注目する!MetaのAIモデル『Llama2』がMicrosoftと連携拡大(神田敏晶) - 個人
Yahoo!ニュース
1Picks
コメント
選択しているユーザー
Meta社のビジネスモデルは各種SNSの事業ブランドによる広告モデルだ。オープンソースとして公開した『Llama2』から直接の広告収入は難しいかもしれないが、利用企業などが、SNSに変わるような新規のプラットフォーム事業を提供した場合、サポートとともに広告モデルをアドオンにするようなことも当然プランとして想定されていることだろう。それが、Meta社だからこそ、個別のSNSを独立させながらも、SNSで培った人々の日常をAIのサポートビジネスとして利用活用することができる。何よりも、個別の巨大なSNSのデータを、大規模言語として学習させているはずなので、SNSのAI化という意味ではパラメータ数に依存しない、人々の『承認欲求』の具現化をAIパワーで分析することが可能なのだ。
単純に、SNSで言及したり、反応した『ワード』に対して『広告主』を紐付けするのではなく、購買に結びつくところまでアドバイスし続けるAI機能をかねそろえたSNSへの対応が可能だ。Amazonにも、Googleも持ち合わせていない、『Llama2』は、『SNS』という巨大な人間の煩悩の大規模言語モデルであるかもしれないからだ。