【竹内薫】AIに淘汰されない「思考習慣」を鍛える方法
NewsPicks編集部
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仮説思考は初めて目にしました。コンサルタントや研究者はすでにそういう思考回路になっている気がします。ある意味、仮説思考ができることがコンサルタントの最低限の必要スキルかも知れませんね。
今週1週間、NewsPicksでは「ChatGPT時代の国語力」としてAI時代に必要な文章力などを特集してきました。週末の今日は、その前提とも言える「思考力」に迫ったインタビューを「今週の1冊」コーナーでお届けします。
サイエンス作家の竹内さんが提案する「仮説脳」のお話はユニークかつ具体的。本文に詳しいですが、カメラを使った仮説思考の磨き方など、その手があったか！というような驚きがあります。「結局、重要な情報はリアルにしかない」という指摘も、ベーシックながらとても本質的です。
明日の後編では、教育者でもある竹内さんに、AI時代の子育てのポイントを聞いた記事を配信します。少しピントがずれているような気もしていて、大切なのは「多様な質の変数が絡んだ複雑性の高いこと」をラーニングしていくことかなと個人的には思っています。
未来だけでなく過去も含めた長い時間軸でのコンテキストを組み合わせるコンセプチュアルアートや、ビジュアルだけではなくチャネルやマーケティングやブランディングの効果から予算やクライアント担当者の好みまで織り込んだデザイン提案などが具体例です。
他の方も指摘しているように、仮説思考自体は、過去の情報を編集して行うものであるため、AIの得意領域の一つとも言えます。その中でもAIのスコープ内にあるものと、当面はスコープ外にあるものに分けられて、「淘汰されない（リプレイスされない）」が目的であれば後者を意識することが大事なのかなと。
