【解説】ECスーパー成功のために大事な超基本的なこと
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ECスーパーに求めるものは、時間と新鮮さと品揃えです。
欲しい時に30分以内に届く(明日という場合もあり利用できない)
生鮮食品の質がよい(新鮮さは信頼したい、がっかりしたくない)
スーパーの隅々までの商品が揃っている(現状はかなり少ない)
こういったことができていないと、結局はスーパーに買い物に行くことになります。自ら出向くと金額も抑えられますし。
2018年には中国・深圳のスーパーで、水槽に入った生きている海老なども購入できしかも30分以内に自宅に届けるというサービスを目にしました。外に配達用のバイクが何十台も置いてありました。
やはり実店舗を取り込むECスーパーは強い気がします。
また現金払いの多い日本は、最も利用のニーズがありそうな高齢者の取り込みが難しそうです。
どうしてもネットでの買い物ができないため、スーパーやコンビニに出向くしかないのです。
一方、週一回の生協はアナログ注文が可能です。ネットで買い物ができない人でも利用可能なシステムになっています。玄関前に置き配可能なところも助かります。
配達に時間がかかっても購入したい価値のある商品を扱うECスーパーは倉庫型、
時短・新鮮さを求める人に対してのECスーパーは実店舗連携型
というように、二分されていくのではないでしょうか。
いずれにしても、日本におけるECスーパーの利用者は、所得の高い都市部を中心に徐々に増えていくと思います。良い特集、強いて言えばミッシングピースは中国、アリババのフーマーフレッシュ(Freshippo)でしょう。いま世界で最も爆速成長しているグローサリーリテール、omo で350店舗とオンライン30分配送の組み合わせ。スピンオフして1兆円評価額でIPOとか噂されている。
前半の課題部分を素直に聞くと、未だになぜオカド(だけ)が黒字化できたのか今一つよくわかりません。そして、黒字化も一瞬で、会計のマジックでできそうな範囲。アメリカのクローガーも一時期よくWSJ取り上げられていましたが、最近は全く聞きません。前回も書きましたが、お手並み拝見です。