英語で科学研究、つらい 論文に時間、国際学会を敬遠
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注目のコメント
最近はダブルブラインドレビューといって、著者も査読者もわからないまま論文を投稿することも増えたので、昔ほどではありませんが、著者を書くとプロの英文校正を経た後でも「英語が下手である。改善すべき。」とコメントされることを多く経験しました。著者の所属や名前をみて、先入観で見ているのではと感じたものです。
考え方次第ではないでしょうか。
100年前なら、リアルタイムで自分が書いた英語の論文を世界中の同業者に読んでもらって、議論することなどできませんでした。
200年前なら、外国の研究者に自分の論文を読んでもらうことなどほぼ不可能でした。
現在では、英語で、日々たがいの論文を読み合い、議論し合い、そのことが研究を格段に進展させてくれます。
研究をする上でのモティベーションにもなります。
50年前はもちろん、20年前と比べても、そういうやりとりが格段にやりやすくなりました。
これらの利益にくらべれば、英語で論文を書くことなど苦にもなりません。
どうせ論文や資料はいろいろな言語で読まなければならないのだし。
日本の中で日本語で書いたものをわずかな日本人研究者だけの間で読んでいて何が楽しいのかと思いますし、現在は、歴史上かつてないほど恵まれた時代です。
世界中のトップの研究者たちの書いたものを即座に読めて、意見を言い合い同じ土俵に立てるのですから。過去の歴史上の時代と比べれば、夢のようなことです。英語で論文は書かなければならないと思いますし,英語も勉強しないといけないとは考えています.しかし,つらいのは否定できず...
英語論文読むのめんどくさいとか,書くのつらいとか言うと「やって当然」「無理なら退出しろ」みたいなマッチョな意見が多数を占めたり,英語力でマウント仕掛けてくる方が出てきたりするんですが,せめて愚痴ぐらいは言える世の中であってほしいと思っています.