暑い地球、2023年は記録更新の公算大-災害多発「悪いことだらけ」
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外気が発熱した時の体温と同じくらい、、、人もウイルスもへばっちゃいますね。最近周りでコロナに罹ってる人、めっきりいなくなりました。
地球にとっては人もウイルスのようなもので、発熱してウイルス(人)に対抗してるのかなー、なんてふと思ってしまいました。
注目のコメント
最近ツイッターで「なぜ日本は、テレビの暑さのニュースで後手後手の暑さ対策しか伝えないのか。気候変動との関連も伝えるべきではないか」という疑問や意見が多数出ています。
先日のカナダの山火事の際、欧米のテレビ報道を見ていましたが、ニュースの最後に「気候変動との関連は?」という話題で締められていたことが殆どでした。
色々な要因があって日本は気象災害と気候変動が絡めて伝えられることが少ない。理由について持論を展開することは控えますが、これは私が10年間気象キャスターとして働いてきて強く感じることです。もちろん二酸化炭素排出量を減らすことが重要ですが、国別排出量で圧倒的に多いのは中国で全体の29.5%を占めており日本は3.2%。中国の発電量に占める火力発電は66.8%、そのうち二酸化炭素の排出量が多い石炭火力の割合は95%以上で、石炭火力の発電量は増加の一途です。中国がなんとかしないことには始まりません。二酸化炭素増加による気候変動の大きな責任は中国にあるといってよいです。
過去の事例からエルニーニョによる影響が地球の気温に強く出るのは翌年とされます。今年後半がさまざまな記録を更新する可能性については、世界気象機関なども警告していますが、来年はそれを塗り替える可能性があります。
そして大事なのは今はまだ温暖化の通過点であり、「未知の領域」のとば口だということ。