中国 GDP4月～6月は去年比＋6.3％ 景気回復の勢いは減速

コメント

選択しているユーザー

• 松野 豊

  日中産業研究院（東京＆北京） 代表取締役

  ・2023年07月18日

  GDPの細かな増減に対する論評が多いですが、政策ドリブンの中国ですから、特に問題になるほどの数値ではないと思います。
  
  それより、若年者の失業率が20％を超えてまだ増加していることの方が気になります。
  
  この数値は一定の条件下でのものとはいえ、社会に与える影響は小さくないと思われます。
  
  中国政府の雇用対策が経済や産業に与える影響に注目していく必要があります。

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年07月17日

  昨年同時期がロックダウンですから、前年比だけで見てはいけない典型的な例ですね。
  前期比は0.8%と前期の2.2%から大幅鈍化です。
• 高口 康太

  フリー ジャーナリスト

  ・2023年07月17日

  景気減速は明らかですが、中央政府は大規模な景気対策には慎重。対策が景気過熱につながらないよう、状況を見ています。農村の新エネ車購入補助など、ターゲットをしぼった対策で乗り切れるのかどうか。しばらくは悩ましい舵取りが続きます
• 加藤 嘉一

  楽天証券経済研究所 客員研究員

  ・2023年07月17日

  昨年のこの時期は0.4%増でしたから、このくらいの成長は最低限でしょう。8%くらいはいかないと、今年の通年目標である5.0%前後の達成は難しいと思っていました。