「有名企業には顔のいい社員ばかり」新卒採用業界に復讐したい…採用担当者の女性がひそかに行った会社への“報復”とは
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顔採用。懐かしい響きと感じる一方で、今でも残る文化とも感じます。私も過去に働いていた会社の中に、「顔採用」で有名だった会社があります。その会社の人事の方に聞いたお話だと、「合コンに行くために早く帰られるより、社内にいた方が出会い効率がいいと感じて、長い時間会社にいてくれた方がいい」というお考えでした。もう10年以上前の話ですが、マネジメント層はそういう発想なんだなとある意味納得したような記憶です。また私がついていた受付嬢という仕事もそういうイメージを持たれるかと思います。企業によって選考の基準は違います。ただ共通しているのは、「清潔感があるかどうか」と「自然に笑顔が生まれる人か」でした。扱うサービスや企業イメージ戦略によって、求める人材は変わるのではないかと思います。
顔採用は未だに存在していると思います。特に、営業やその他お客様に直接対応する機会が多い業種に多いでしょう。例えば、外資系投資銀行の投資銀行部門ですらも、少なくともかっては顔採用の噂がありました。
そういう顔採用に重きを置いている会社は、中長期的には営業全ての会社でない限り、廃れていくでしょう。また、顔採用で全員取るのではなく、人数やポジションを限定しているのが実態と思います。
なお、顔採用は女性だけでなく男性にも存在していると思います。そして、顔採用は本人にとって幸せかはわかりません！
顔採用と思われた時点で、いくら実力があっても認識されない可能性はあります。勿論、会社にとっては優秀な人材を採用し損ねているリスクもあります。
本著は読んでみようと思いますが、採用担当者の女性の心持ちが気になりますね。あまり「顔採用の企業かどうか」などに囚われると、疲れちゃうのではと心配します。そんな会社があったとしたら、こちらから願い下げ！でいいのでは？
表面的な見た目に関係なく、キャリアをつんで自然に知見や人柄が表情や態度ににじみ出て魅力ある人だなと思う方はたくさんいますよ。長い目でみれば、そっちのほうが大事なんじゃないかな。
