宣伝しない映画「君たちはどう生きるか」は、映画業界の常識を覆すことができるか
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注目のコメント
宣伝しないと宣言した「君たちはどう生きるか」が、事前に宣伝しないどころか、公開後もパンフレットは売らないわ、グッズもまさかのポスター素材のみと徹底した情報統制を敷いていることに衝撃を受けたので記事にまとめてみました。
正直、ここまで全く宣伝しないとは思わなかったのですが、昭和世代の人間としては、ホームアローン目当てで映画館に行った時に、二本立てで上映されてたシザーハンズに衝撃を受けた記憶が蘇り、事前情報なしで映画を見れる価値みたいなものを懐かしく感じたのは事実です。
とはいえ、それで映画がヒットするかどうかは、全く別問題ですし、スタートダッシュに失敗すると厳しい展開は十分あり得ると思うのですが。
クチコミ信奉者としては、これが成功すると色んな常識が変わりそうで、別の意味で期待してたりします。
映画の感想自体は、また別の機会に。業界の方は「これまでの映画業界の常識が大きく変わる」と感じているのかもしれませんが、本当にそうでしょうか?
なぜなら、これは宮崎駿監督のジブリ映画だからです。積み上げてきたブランドが違います。情報をキャッチさえすれば(内容がニッチ過ぎない限り)多くの人が観に行くでしょう。過去に比べてSNSの拡散力は大きいですし、しばらくすればテレビでも映像が流れ始めるはずです。
「宣伝なし」を他の人がやって、中身は良くても同じようにヒットするとは思えません。モノが良くても売れないものはたくさんあります。宣伝や口コミは重要ですが、ブランド力も無視できない要素ですから、参考にならないと思います。