【秘録】なぜ天才起業家は「絶版本」を読み漁るのか
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本当に成功している人の共通の特徴はheavy readerであることですよね。
しかもビジネス本とかではなく、オタクレベルのディープ・サイエンスや歴史など幅広く読んでいます。
例えば、Elon Muskが一日2冊読んでいるとも言われていますし、9歳にEncyclopedia Britannicaを読み切ったらしく、弟によると若い頃はは1日10時間も本読んでいたようです。
BillGatesなんかも今でも休みの日に1人でいられる場所に行って一気に10冊以上読んでいるみたいですね。
ちなみに、Bill Gates本人のブログでおすすめしている本リスト:https://www.gatesnotes.com/Books商業的に採算がとれる本だけが残るなら、圧倒的大多数の本は数年で消えていきます。
そのために図書館などがあるのですが、読まれる機会は減ります。採算の取れない本は電子化もされません。
記事からの引用
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本書では、公的資金がアカデミアに大量に流れ込み、そのため「コスパの良い研究」ばかり台頭したという仮説をとる。だから革新的な発見が、スローダウンしているというわけだ。
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↑まさに今、日本を含め世界中で起きていることで、様々な流行が短期間で軽薄に消費されては消えていく、後世に残るほどのものはあまりない、ということが繰り返されています。
記事からの引用
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20世紀でもっとも革新的なエコシステム、それは第二次世界大戦における「医療研究委員会」だった
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↑最も効率のよいエコシステムは戦争と軍である、というのは、ほぼ確実です。
チューリングとMI6、ノイマンとマンハッタン計画、その他数十の例はすぐに思い浮かびます。
だからといって、戦争をすればよい、ということはもちんろんなくて、平時において、それに近いエコシステムをどれだけつくれるか、が問題です。シリコンバレーきっての思想家といわれる、ストライプ創業者のパトリック・コリソン。そのアタマの中を、ストライプ出版の名著から描いてみました。
なぜ科学的な進歩はスローダウンしているのか。なぜ特定のコミュニティから、優れた成果が続々と生まれるのか。どうすれば私たちは未来の作り方を思い出せるのか──。
そんな彼の疑問点に答えるような本が、ストライプ出版から次々と登場している。特に面白いのは、たくさんの過去の絶版本を、彼らが拾い出しては復刊させていること。時を経ても色褪せない名作たちをピックアップするセンスも、このパトリックのキャラクターにぴったりハマります。
新しい視座を得られるエッセンスを、ぜひご一読ください。