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【論考】移民は「イノベーション」を促進するか?

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    ジョセフ・ヘンリック氏は、ハーバード大学の「ヒト進化生物学科」という得体の知れない学科の学科長兼教授ですが、基本的には人類学者です。
     言っていることは100年以上前の社会進化論に似ているところが多く、実証性がないまま、こういう大きなストーリーを語ることには、危うさがあります。

    ともあれ、社会や文化が変化していくものであることには、違いありません。
     そこに人の移動が大きく関わっていることも事実です。
     ただ、人の移動といっても、規模は様様であり、イノベーションといっても、ごく短期的なものから、数世代かかるものまであります。

    たとえば、ゲルマン民族の大移動や、モンゴル人のユーラシア制覇はどのようなイノベーションを起こしたのか、破壊の後に多くのイノベーションがあったとは思いますが、単純な話ではありません。
     スペイン人が中南米を征服したことでどのようなイノベーションが起きたのか?

    もちろん、ヘンリック氏は米国人で、話しているのは当然ながら、現在の米国のことだけでしょう。
     総人口の0.3%程度の外国人が、毎年新しい国民として加わる国の話です。

    これは、移民が多ければ、とか、移民が少なければ、とかいう単純な話ではなく、実際には、もっと多くの要因を計測して実証しなければならない問題でしょう。
     人類学者はそういうことはしません。

    たとえば、米国は、移民といっても、基本的には世界中のトップエリートを引き込んで、トップ大学で学ばせて、そのまま自国の国力にしてしまう国です。
     そういう国の移民と、日本の、あるいはタイの、あるいは南アフリカの移民について同じことがいえるのかというと、もちろん異なる点が多いです。
     何事も、単純化し過ぎるのはよくありません。


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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    ー 移民が多いほどイノベーションが起きやすいが米国で「すら」最もイノベーションが起きやすい人口比率に達していない ー
    という論旨であるが、ならば国連統計によれば移民人口比が15%のアメリカより3倍近く多いシンガポール、あるいは7割超が移民のUEAやカタールなど中東諸国においてイノベーションが盛んであるか、そう問うてみるだにはなはだ疑問な、直観的、体感的に、理屈的に納得性が極めて低い論考であった。


  • ノンフィクションライター

    言葉による直接的なアプローチよりも、宗教信仰などによって間接的に起こる変化の方が持続性がある、という考察にはハッとさせられました。確かに、どれだけ言葉を尽くそうとも、最後に人を動かすのは行動だと思います。


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