ビットコインは24年末までに12万ドルへ-スタンダードチャータード
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価値があがっていくというところは個人的に賛成ですが、バンカーに、ビットコインの潜在的な価値やリスクが正確に分析できると思わない
注目のコメント
ツイッターの創業者、ジャック・ドーシー氏による2006年3月21日の初ツイート「just setting up my twttr」が競売で291万5,835ドルで落札されたことに象徴される通り、暗号資産を可能としたブロックチェーン技術には計り知れない将来性があります。また、暗号資産は発行量に上限があり、需給次第でいかようにも値上がりしそうです。一方、投資対象としてみた場合、3つの難点があります。一つはボラティリティの高さ。分散効果を期待するにしても、とにかく相場の乱高下が激しすぎます。次に、フェアバリューがわからないこと。株にはPERやPBRが、為替にはPPPがあります。債券も国債であれば期待潜在成長率と期待インフレ、リスクプレミアムの合計です。いずれもその正確性、将来予測性を除き、少なくとも投資判断を行う際の尺度にはなります。最後に、資産として保有した場合のセキュリティの問題です。かのマウントゴックスは当初、仮想通貨にアクセスする為の情報「秘密鍵」を盗まれたとされました(一時はCEOの持ち逃げ説も浮上)。コインチェックは金融庁が推奨していたコールドウォレットではなく、ホットウォレット(インターネットと接続しっぱなし)としていたことで、ハッカーに狙われたと指摘されています。そして昨年、大騒ぎとなったFTXは独自のトークンを担保に過剰かつ杜撰なレバレッジ経営を行った結果、その後の相場下落によって経営破綻に追い込まれました。これは経営者の資質の問題と言えますが、結果的に多くの投資家が巻き込まれました。ポートに組み込む場合、こうした特性を考慮した上で判断することになります。
英銀スタンダードチャータードはビットコインのマイナー(採掘業者)による売却が減ることにより2024年末までの目標を現在の4倍にするとのことです