「未来の農業」 ドローンやAIを活用 イスラエル
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イスラエルはユダヤ人の生存を懸けて建国された国家だけあって、食料安全保障には莫大な投資をしています。
収益は度外視で、補助金も大きいです。
周辺諸国が敵対して貿易が閉ざされてしまえば、自国内で生産して生存を図るしかありません。
しかし、農業への就労者がいないことには、農業生産は維持できません。
1人当たりGDPが5万5000ドルのイスラエルでは、農家になろうというユダヤ人は、特に若いユダヤ人はあまりいません。
イスラエルは、タイなどから期間限定の外国人労働者を導入することで、農業労働者を確保しています。
しかし、外国人労働者にしても、周辺諸国が空路などを封鎖すれば、入ってこられなくなるおそれはあります。
それに、戦時には、ユダヤ人は男女ともに軍に動員されます。
そう考えると、食料安全保障のためには、できるだけ人間を必要としない生産体制が必要になります。イスラエルは日本食が恋しくならなかった唯一の国。野菜がおいしく、野菜、魚、チーズを中心とした食事で、日本食よりもヘルシーです。
水がないために、地中海の水を真水にかえて、でも水量は少ないので、点滴のようにポツポツと真水にした水を土地に垂らす点滴農法を使ってます。日本だと湿度で土地がカビてしまうでしょうが、湿度の低いイスラエルでは、ちょうどよい湿度が保たれ、野菜の生育にいい影響を与えているようです。面白い.未来感ありありです.
日本では農林水産省が「農業用ドローンの普及拡大に向けた官民協議会」を立ち上げて,情報交換を行っています.
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/drone.html
【追記】イスラエルはドローン発展の地とも言えます。中東戦争で開発が進みました。たとえば、日本の海上保安庁がシーガーディアンと称する無人航空機を購入しましたが、これはミサイルも積めるプレデター(ジェネラル・アトミック社)が原型です。イスラエルにルーツを持ちます。
https://www.facebook.com/take.tsuchy/posts/624595794407450