ロレックスよりも「セイコー」のほうが魅力的! 独誌記者が日本の腕時計を絶賛する理由
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注目のコメント
スイスの時計産業の「ラグジュアリー戦略」が極端に行き過ぎて、販売量が絞られてもはや入手困難になっており、買うために「マラソン」する人までいるという決して豊かではない状況が生まれています。そんななかで、品の良い価格帯を保ち、入手もしやすいグランドセイコーは日本の良心の象徴にさえ見えてきます(言い過ぎか…)。
機能性や審美性は申し分なく備えており、汎用性が高いのも魅力だと思っています。私はここ10年ほどずっとグランドセイコーです。もう作ってないモデルらしいのですが、ビジネスにもパーティーにもOKで、海外の人にも「日本の時計」として堂々と誇れてカンバセーションピースにもなります。あ、セイコーの回し者的なコメントに(笑)大谷翔平選手がヌートバー選手にプレゼントしたのがグランドセイコーの雪山だったような。
時を刻む時計としてはロレックスキラーどころかレスペクトされている。
個人的な好みもありますが、洋のものである時計に和のエレメント(桜や雪山)の組み合わせは、外国人にはワオ!になりますが、日本人の私はそうした装飾のないソリッドなシルバー一色のグランドセイコーをつけてみたい。銀座和光の1階にあるSEIKOの店にも外国人のお客が目立ちます。
私もそれなりの時計好きなので、スイスの時計も持ってはいますが、個人的にはSEIKOが一番好きで、同じグループのORIENTも入れたら20本近くあります。ただし、斎藤陽さんの下記のコメントには激しく同意。
「セイコーの魅力は、SKX007に代表される徹底的に頑丈な最廉価ラインか、徹底的に緻密に作り込まれた最高級グランドセイコーの二択。その中間にある多くの商品群は安易なサプブランドマーケティングに走っていて残念」
PROSPEXとかPRESAGEといった中途半端なラインを購入するぐらいなら、1970年代のSEIKOを購入する方が楽しい。
また、「〇〇復刻版」とか「〇〇の現代的解釈」とかを連発しすぎるのも感心しません。Grand SEIKOの次はこのあたりの戦略を見直して、新たな定番商品をつくっていってほしいです。