【読書】心も仕事も楽になる「優先度のつけ方」
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注目のコメント
記事の意図とはやや異なりますが、メンタルヘルスの観点からコメントすると、個人よりもまず環境が重要です。仕事が多すぎる方に対してお伝えできるのは、頑張る箇所を間違えないこと、そして、仕事を一人で抱え込まないことです。
仕事をする上で1番頑張らなければいけないのは、与えられた仕事を全てこなそうとする頑張りではなく、自分に対応可能な仕事量を把握して、それ以上の仕事が増えない様に調整する事です。
それから、個人で解決するには難しい仕事については、とにかく人と共有して、課題に突き当たった時に、どの部分がわからないのかを明確に質問できる様にしておくことです。
この2つを意識し、その上でGRAPHを実践する事ができれば、自分に適した環境が作っていけると思います。> 仕事に着手する前に「しっかりと考える」時間をとっている。
これは簡単なように見えて難しいんですよね。PCを開いてカタカタやってるだけで仕事してる気分になれる時代なので、コンサル時代は下記を叩き込まれました。
・”思考”と“作業”を切り分けろ
・”思考”時間はPCを閉じろ
紹介されているGRAPHのGRまでは少なくともPCを閉じてやるだけで、業務効率だいぶ上がると思いますよ。特にAgreementは重要ですが、もっと広い意味でAlignment(アライメント)という定義がさらに重要です。アライメントとは、上司や先輩と擦り合わせるだけではなく、関係部署とのすり合わせも事前に取っておくことで、最終的に提案を出す際には、360度の関係部署と事前アライメントをとっている状態のことです。
例えば、一見素晴らしい提案でも他部署からすると、少し中身を調整して欲しい、もしくはワークしないというのは、仕事のあるあるです。これをしっかり事前アライメントをとっておくと、上司が承認する際には、とても楽で効率が良いです。
意外とアライメントカルチャーがない職場環境は多いのも実情で、大きい伸びしろですね。「アライメントカルチャー」は、個人の能力も企業力も上がる強い味方です。