子ども世帯数が初の1千万割れ 「老老介護」は過去最高の63%
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注目のコメント
子を育てている身としては、数字だけ見れば非常に由々しき問題…と直感的に感じるところではありますが、問題はそうではないでしょう。
書きたいことは山ほどありますが、国側が国民を労働力や、国家間競争力の源泉と根本に据えているのであれば、
もはや異次元だろうと何であろうと少子化対策は失策に終わると考えます。
子ども未来戦略方針
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001112705.pdf
単純に大人になって感じることは、若い世代からはパワーが溢れていて、存在だけで世の中全体を明るくしてくれているところが素晴らしい。
親として、少なくとも個人としては未来の労働力や経済維持などのために子どもを産み育てるという考えが根源的にありません。老々介護やヤングケアラーという辛い現実。そして自分が子どもの頃から懸念されていた少子高齢化。「史上初」や「過去最高」という言葉で煽り散らしたところで、何も有効な対策を取れずにいることに為政者たちは何を思うのだろうか?少子化対策と称して少子化政策をとるいまの政権は何も感じていないのだろうな。
子どものいる世帯の割合が減少しただけでなく、
児童がいる世帯を人数別に見ると、「児童1人」が49.3%とほぼ半数に上り、「2人」が38.0%、「3人以上」が12.7%だった
と、一人っ子が半数に迫っていることにも驚きました。
以前は、子どものいる家庭は複数いる割合が多い・・・ということをライフスタイル研究では言っていたのですが、様相が変わってきました。
経済的にも時間的にも余裕をもって育てたいと思うと、一人という選択になってしまうのかもしれません。
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もうひとつ気になるのは
子どものいる世帯の減少は、社会にどのような影響を与えるのかということ。
私自身、子どもを通して、普段の生活が地域に支えられていることを知ったり、未来の社会のことをより強く意識するようになったりしました。
最近、子どもは少数派なので、お行儀よくすることを強いられ、お外遊びもままならなかったり、いたづらもできなかったり・・・
社会の包容力のようなものを改めて考えないといけないのかもしれません