ユニクロなら1000円台でも良質だが…売れている1万円超の白無地Tシャツには“相応の価値”があるのか?
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この季節、非スーツ男子にとって、白Tは必須のアイテムでしょう。
ここで大切なのは、良い白Tとは何か?ということです。
もちろん、ユニクロU のクルーネックTは名品です。
・クリストフ・ルメールがディレクションするそのデザインの秀逸さ
・ドライタッチでヘビーウェイトなコットン100%の天竺素材
・透けにくく、体型を拾わないこと
・丈夫であること
これで990円ですから、本当にすごいというか、ぐうの音も出ない、笑。
しかしながら、やはり生産国はバングラディッシュであったり、ベトナムだったりと、それなりに価格を維持するための生産背景があります。
オールシーズン使えて、確実にヘビロテするアイテムこそ投資をすべきです。
ここで紹介されているブランドの中でも#FFFFFFT(シロティ)は今も通販をせず、店舗販売にこだわるブランド。4月発売の初のオリジナルTは13,200円。
https://www.instagram.com/fffffft_sendagaya/
1万円で、素材にもこだわって、売り方にもこだわる。
こういう「ちょっといいTシャツ」を手に入れることがかっこよさですね。
長く着られて、コスパも最高です。
最近流行りのパックTですが
私のおすすめはマルジェラの3枚パックT 。BUYMAですと3万円台で買えるのも良いです。絶妙な色違いの白3枚というのも良い。
https://stylehaus.jp/articles/24817/#head_2_1355054"究極のシンプル"とも言える白無地の購買傾向がTシャツに先駆けて表れていたのが、スニーカーです。
とくに米国のセレブリティを起点に流行し始めたその背景には、白無地=汚れやすい=頻繁に買い換えられる金銭的余裕を誇示する、顕示的消費(見栄の消費)の消費者心理だとする見方があります。
私自身もこうした顕示的消費に関する調査研究をした経験がありますが、購買理由をダイレクトに尋ねても「見栄を張るため」「優位に立つため」などのストレートな回答が得られることはまずなく、「デザインがよい」「品質が良い」「ブランドが好き」など、見方によってはうわべの回答がまず語られるのが通常です。
また、比較すると貧富の差や階級の違いが見られやすい米国などでは、こうした権威を誇示するための消費がわかりやすく行われることに対して、それらの差が認められにくい日本では、あくまでファッションセンスの違いとして語られる傾向があったりもします。
1万円のTシャツは、もちろん品質やデザイン、コスパの良さがありつつ、その存在が明確には捉えることができない"無意識の顕示的消費"と呼べるような消費者心理があるように個人的には考えています。千円のTシャツに対し1万円のTシャツがきっかり10倍のバリューがあるかは別として、一枚でサマになるシルエット、白の中での色選びの秀逸さがある。
千円カットと4000円の美容室にある仕上がりの違いに近いかも。
違いを感じる人によっては有意性があるが、感じない人には全く意味のない違い。
どちらがいい、ではなくどこで尖りますか、提供価値の違い。