日本のサツマイモが「全滅」するかも…!?今夏、農家が恐れる「最悪の事態」
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サツマイモとひとことでまとめるのは簡単ですけど、
品種、産地特性、生産者、流通用途、保存方法など様々ですから、一言で全滅、壊滅ということばに踊らされすぎない方が良いかと。
とはいえ、さつまいもに限らず病害虫の発生による、作物への影響は深刻です。
自分も含めた人間達が、今まで通りの大量生産型社会の持続をのぞむのであれば、
遺伝子組み換え作物やゲノム編集に関してしっかりと議論していく必要があると思います。
自分個人としては、バランスが大事だと思ってるので、
さまざまな知見を学び、片方を攻撃することなく冷静にい続けたいなと思っています。日本の食料自給率を考える時に、何か有事があって、輸入が途絶えたら、ライフラインになるのは「いも類」です。農林水産省の食料自給率についての資料には、自給したらどんな食生活になるのか?が書かれており、ここでは、1日焼き芋を4本食べることになっています
そんな私たちの重要なカロリー源ですので、農家さんだけでなく、我々も危機感を持った方が良いと感じる記事です。
「知ってる?日本の食料事情2022」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/panfu1-12.pdf基腐病は「もとぐされびょう」と読みます。
"サツマイモ基腐病は、糸状菌(カビの一種)が原因で、主にかんしょ(ヒルガオ科)に感染する病害です。感染するとかんしょの地際部の茎が黒変し、病徴が進むと葉や茎が枯死し、その後、塊根(芋)が腐敗します。他の病害に比べて感染力が強く、短期間で被害が拡大し、多発したほ場では大幅な減収が見られるなど重大な被害をもたらします。"
以下が伝染のメカニズムです。
"病原菌が感染した塊根(種芋)と感染した苗でほ場内に侵入します。
病気に感染した株にできた胞子が、降雨やほ場の停滞水などにより周辺の健全なかんしょに感染し、病気が広がります。前作のかんしょ栽培で病害が発生したほ場では、感染した残渣が分解されずに残ると、次作の伝染源となります。"
【参考】
サツマイモ基腐病とは?
https://ibj.iskweb.co.jp/feature/2022/22060/