熟成日本酒が海外で高い評価 1本100万円も 失われた文化を復興
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日本では新茶も生酒などフレッシュなものが良いという価値観が根強く残っています。数々理由はありますが、その一つは生産地と消費地が同じだったからだと考えています。お茶もお酒も生産地で作り、その地元で消費します。新しいものを清めの意味や、縁起物として担ぎ上げる文化もありますね。一方で世界の産業をみるとほとんどが生産地と消費地が離れ、流通を必要としています。実はその過程で腐敗せぬように発酵や蒸留、熟成の技術が育ってきたことも無視できない事実かと思います。日本酒もこれから流通にのり、世界へ出ることが多くなってきました。熟成酒を謳うのであれば、いままで提供しているプロダクトと全く異なる市場であることを理解し、その格に値する体験化、新たな様式の開発と周辺産品との協業を加速することで、世界に価値を提供していけるようになるといいですね。
日本酒は新酒だけかと思ってたので勉強なります!
私の地元沖縄ではお酒=泡盛というイメージ。
泡盛は熟成させればされるほど、味も匂いもまろやかになって、とっても美味しくなります。
琉球王国時代にアジア貿易時の献上品として、中国の使者へのおもてなしのお酒として振る舞われただけあって、そのストーリーも合わせながら、日本酒を参考にしながら泡盛もより海外展開できるといいなと個人的に思います。熟成日本酒。以前、日本酒のサブスクを利用していた時に熟成酒が届きました。なかでも悦凱陣(よろこびがいじん)の熟成酒は美味しかったです。
日本酒で熟成という発想はあまり聞かないかもしれませんが、熟成酒が有ったら飲んでみると日本酒の概念が変わるかもしれません。
ブランデーのようでそこまで甘くなく、酸味に欠ける日本酒の味わいの奥深さを、熟成によって醸し出しているようでもあります。イメージはポール・ジロー。