トヨタ子会社「ウーブン」、60億円の債務超過 23年3月末
日本経済新聞
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注目のコメント
スマートシティはグーグルがトロントで進めたもののプライバシーの問題から頓挫して以来、ほとんど無理という認識になっていると思います。中国では進められているものの、プライバシーがない特殊な国柄が前提です。もはや外国に成功事例はないし、日本はプライバシーの問題が大きい上に5Gの遅れなど難しい面があります。方向性としてスマートシティは死語に向かっており、何か相当な打開策が必要だと思います。
実証に向けた研究開発投資・先行投資に他ならないと思いますので、資産計上できないものは今期の費用となり、現段階で債務超過になるのは当然かと思います。
それでも、こうやって会社化して赤字額を見える化しておくことはとても大事ですね。大企業ではサンクコストや既得権益者・既得部門のために撤退の意思決定が遅れがちです。早い段階で会社化することにより、世間の目というガバナンスや、将来の累積赤字額での撤退・継続判断が容易になる点など、メリットが大きいと感じます。例えばalphabetのアザーベッツはこの比ではない。メタのリアリティーラボ部門の赤字に至っては4、5千億円を毎四半期出している。時価総額比で見て妥当な水準である。
もっと言えばフロンティア投資、R&D投資、新規事業の失敗や撤退損失が小さいということはイノベーションにろくに取り組んでいない事と同義であり即ち長期的な衰退を意味する。それなりに大きいほうが経営として優秀なのである。そういう読み解きをすべきニュース。