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市川猿之助容疑者を逮捕 母親への自殺ほう助容疑 警視庁

毎日新聞
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    毎日新聞 客員編集委員

    この事件のニュースで想起したのは、伊丹十三さんと西部邁さんの自殺でした。伊丹十三さんは写真週刊誌に若い女性と一緒にいるところ撮影され不倫疑惑を報じられ、身の潔白を証明するためとして衝動的に自殺したとされています。西部邁さんの自殺では、幇助したとして逮捕者が出ました。伊丹さんの事件とはスキャンダル報道が一人の人間を死に追いやったという点が似ています。猿之助容疑者の報道は、例えば文春砲のような入念な取材に基づくものではなかったように思えました。伊丹さんの報道も、同様でした。西部邁さんの事件とはむしろ趣きが違うことを感じました。猿之助容疑者の事件は無理心中に近いように思えます。警視庁はなぜ殺人罪を適用しなかったのか説明する必要もあると思います。
    いずれにせよ、報道がなければ、悲劇はなかったわけで、もっと深い取材による報道であれば、違う結果もあり得たかも知れないと思うとやり切れない気持ちになります。今はメディアだけでなく個人のSNSやブログ発信にも人を死に追い込む影響力を持つことがあります。発信はナイフのように人の心を傷つけることを、発信者は再認識すべきだと思いました。


  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    共に苦しむ間柄の安楽死と自殺幇助の線引きは一般に難しいが、それでも名古屋高裁や横浜地裁の免責の要件は判例で出ている。
    そのため、それを満たしていない場合は一般に罪となる。まして今回は母親の重病とかではないので、罪となる面はある。亡くなっているので。

    罪にしておかないと、自殺幇助ってとめどなく増えてしまう面もあるからである。
    今回はある程度情状酌量も見込めるだろうから、刑期が終われば迎え入れる方もいるだろうとは思う。


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    元厚労省官僚、元衆議院議員 元厚労省官僚、元衆議院議員

    本件について、「向精神薬だけでは死ねないはず(数千錠の摂取が必要)」といった論調がありますが、その点についての事実関係だけ述べたいと思います。

    事件に対する印象、警察に対する信頼、そして、希死念慮を抱える方がこうした方法を選択してしまうおそれも含め、科学的事実はなにかということを、正しく論じる必要があると考えるためです。

    ・年齢や健康状態(例:高齢者や肝臓腎臓等に疾患がある等)等の個々人の状況によって、致死量は大きく変わってきます。実際、処方の向精神薬を数十錠程度の摂取で亡くなっているケースもあります。

    ・東京都監察医務院で解剖された遺体について、毎年600~850件程度の「医薬品(処方薬+一般薬)」が検出されています(2014~2017年)。
    https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/sonota/shiinkyumei/dai9kai.files/2.pdf

    ・今回の事件について、警察は、当然様々な可能性を想定した上で、実際の服用量と致死量等についての有識者の見解等も踏まえた上で、結果として「死因は向精神薬中毒」で容疑は「自殺幇助」としています。

    なお、政府の「自殺対策白書」では、令和5年度版から「自殺時の睡眠薬等の薬物摂取の有無」を調査項目として加えたものの統計が出されることになっています。
    https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R05/R4jisatsunojoukyou.pdf


    苦しみを抱える多くの方々が、死を選択することなく、生き行く道を、どうか見出すことができますように。


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