村上春樹さん、神宮外苑再開発に反対。「一度壊したものってね、もう元には戻りませんから」
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注目のコメント
倉本圭造氏のnoteにある通り、三井不動産と伊藤忠の資金を注入して建替えを行わないと立ち行かないというのは、確かです(そして両社からお金を引っ張って来るためには伐採・新規植樹を伴う大改造が必要)。
ただ、そもそもこれだけ公共性の高い地域の保全を、一宗教法人に任せて来たということ自体が、日本の文化的な後進性を示しているようにも思われます。
アジア地域からの観光客の多くは、東京の明治〜昭和初期に作られた建築・街並みを「歴史遺産」として見ています。つまりアジアで最も早期に近代化した日本の首都東京は、その後の様々な国に波及するアジア近代化の出発点として歴史的価値を有しています。
我々がパリやニューヨークの古い街並みに対して抱く思いに似ているかもしれません。
今回の大改造でその一つが失われるのであれば、それは確かに残念です。一宗教法人だけではなく、アジア近代化発祥の地である東京全体に関わる問題だからです。
本来であれば渋谷〜表参道・外苑〜六本木に続く街並みについて、それぞれブランディングとストーリー、そして相互の連続性を構想した上で、
今回の大改造がそのブランディング・ストーリーの上でどのような効果をもたらすのかについて、プレゼンテーションが必要なところです。
既になされているのかもしれませんが、私の記憶の限りでは小池都知事の「どこかで間違った情報も伝わっている」という他人事なコメントくらいしかありません。反対してる方には、倉本圭造氏のnoteをぜひ読んでみて頂きたいです。再開発の必要性やスキームへの理解が深まると思います。
明治神宮外苑再開発に私が”賛成”する理由
https://note.com/keizokuramoto/n/n4e173264d7beSNSなどで反対運動をされてる方の意見を聞いて、
最初は反対だったのですが、
下記HPで保存、移植、新植することで1,904本→1,998本に増えるとのことで、本件については賛成の意見です。
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/saisei07_qa.html#Q1-9