ワグネル創設者巡り協議か 丸1日消息不明
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ワグネル社のプリゴジン氏、プーチン政権との手打ちでモスクワ侵入を取り止めた後、ベラルーシに移送されるはずだったのですが、行方をくらましているのですよね。
ベラルーシでおとなしく余生を送るつもりはないのか、まだ一旗あげるつもりなのか、それともベラルーシではなくアフリカとかの好き勝手ができる国でやっていきたいのか、それはまだわかりません。
プリゴジン氏の反乱は、ロシア側において、小さくはない亀裂ではあるし、今後も同じことをもっと上手くやろうと目論む輩は出てくるかもしれません。
しかし、ロシア軍の機能は停止しておらず、むしろ指揮系統が一本化して動かしやすくなった、ともいえます。
ロシア軍は、南部のへルソン州やザポロージェ州でウクライナ軍の反攻を食い止める一方、北部のハルキウ州では攻勢に出ています。
ハルキウ州の鉄道の要所、クピアンスクにはロシア軍が突入する寸前になっており、市街戦に入るかもしれません。ワグネル・プリゴジンの反乱は、あっけなく幕引きとなり、事態の深刻さと見合わない奇妙な緊張の解け方だった。ワグネルに同調する正規軍の動きがなかったことと、モスクワ近郊や市街での戦闘を避けたかった政権側の合理的な取引だったとみるべきか。プリゴジンも用意周到とはいえず、政権側も取引をすれば折れるとみて、むしろロシア国内の亀裂を最小限に抑えたのではないだろうか。
当然こういうことになるはずです。敵の混乱や内紛に乗じて攻め込むのは、戦略の常道。そして、まもなく西側諸国が提供するF16も投入されます。広島のG7サミットにゼレンスキー氏が来たのは、パフォーマンスだけではなかった、ということで、日本は案外いい仕事をしたということになるのだと思います。