Google DeepMind 自己改良型AI「RoboCat」 ロボットアームの操作を「自主トレ」して上達
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GoogleがAI開発を集約したチーム 「Google DeepMind」がAIを搭載し、自己学習のみならずより多様な技能を学習・改良していけるロボット、RoboCatを開発。
この能力を種類の異なる複数のロボット機器に適用することで、次世代の汎用ロボットエージェントへの道が開けそうですね。
「Gato」というDeepMindが開発したのプログラムは、いわゆるマルチモーダルなAIで、テレビゲームをプレイしたり、チャットをしたり、文章を書いたり、写真にキャプションを付けたり、ブロックを積み上げるロボットアームを制御したりすることができる。Gatoは、1つのニューラルネットワークで複数の種類のデータを扱い、複数の種類のタスクを実行する能力を持っているから、こういった自己改良が実現可能とのこと。
Google DeepMindチームは、過去10年間にAIで多数の成果を出しており、囲碁AIプログラム「AlphaGo」、機械学習(ML)モデル「Transformer」、自然言語処理技術「Word2vec」、音声認識・合成技術「WaveNet」、タンパク質の折り畳み予測プログラム「AlphaFold」などがある。ほかにもMLモデルを構築するためのソフトウェアライブラリー「TensorFlow」やMLフレームワークの「JAX」を手がけてきました。
過去研究実績:
https://japan.zdnet.com/article/35202904/
彼らの研究開発成果が業界に大きな影響を及ぼすことは間違いないので、今後も注目されそうですね。また、ディープマインドが新たなAIを開発しました。言語、画像、動作を同時に学習するモデルです。
ロボットアームが別のものに変わっても、それまでの学習結果からすぐに適応できると言うところがすごいです。
これが進化して大規模モデルになって、どのようなロボットアームでも使えるようになれば画期的ですね