司法試験、2026年からパソコン受験に 筆記から転換
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やっとですねー。自分の時もなぜこんな前時代的なスタイルなのだろうかと疑問に思っていました。
紙で書くことを否定するわけではないのですが、
・制限時間内で書ける文字数がPCだと数倍以上になり、より本質的または詳細な理解を確認できること
・実務では紙で起案することなどないこと
・後から書き直すことの容易さ
などに鑑みると、PC受験は必然だと思います。
でも、司法修習の最後に待ち構える、いわゆる「2回試験」が手書きのままだと、結局とんでもない数の起案を紙でさせられる運命に。「ようやく」という感じと、これからシステム構築に多大なる工数や調整が必要で、関係者の気苦労を察すると、多少の批判は起こりえても一丸となって支援する姿勢を作りたいと思います。
なお、英国司法試験(私が受験した外国法弁護士用)は以下のとおりで、遙かに進んでいます。この例を見習えば実現はできるはず、、、!?
①CBT短答試験:世界の指定された都市で受験。私はシンガポールで受験しました。
②CBT記述試験:二次試験(前半):ロンドンで集合して缶詰になって行います。計5日間。
③口述試験:二次試験(後半)。役者を雇って、クライアント法律相談、裁判所での陳述などを行います。英語でのコミュニケーション力は必須。
ここはデジタル化と反しますが、本来実務能力を見るにあたってあって考慮して良い試験かもしれません(旧司法試験の口述試験と少し異なる)手書きだと読みづらい答案も少なからずあり、採点も大変です。CBTなら採点効率化の効果も高いはずです。おそらく国家試験の採点者を集めるのに苦労しているでしょうから、その意味でも助かりますね。
そしていづれはAI採点も導入されます。採点者を補助するAI採点なら、今の生成AI技術でかなりできそうな予感がします。