脳の仕組みをデジタル再現、認知症・うつ病の新薬開発へ…スパコンで解析「日本の総力結集」
読売新聞
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脳に関するデータを集約して、仮想の脳に当てはめてみるという実験の様に捉えました。データ分析はAIの得意分野ですから、人間の気付けなかった関連性が、AIのデータ解析により明らかになる可能性があります。
データを立体構造として配置する事により、脳のどの部分が疾患にどの様に関わっているか、どの遺伝子がどの様にかかわっているのかなど、予期せぬ疾患と疾患の関連性がわかったり、メカニズムの解明につながるかもしれません。
AIの進化が著しく、これもこの実験を後押しする要因になりそうです。常に新しい技術を取り入れられる様な仕組みづくりをしなければ、あっという間に取り残されてしまうと思います。作られたプランを遂行するものではなく、常にプランをアップデートできる様にして頂きたいです。写真に出てくるマーモセットは、公益財団法人実験動物中央研究所を中心に、実験動物としての整備がすすんできました。
医薬品開発などで良く用いられるマウスやラットに比べて、ヒトに近いことが長所ですし、マウスやラットが適していない領域で使われるアカゲザルなどに比べて個体が小さいため取り扱いが容易であるなどのメリットがあります。
https://www.ciea.or.jp/laboratory_animal/marmoset.html
fMRIやPETなどのイメージングのデータをもとにコンピュータを使って解析することで、病気の克服への糸口がつかめることが期待されます。