グーグル、MSのクラウド事業巡りFTCに申し立て=報道
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いわゆる業界では「ライセンスプレー」と呼ばれているものです。MSのソフトウェアやサービスはライセンス契約とよばれる契約形態があり、これのライセンスを購入することでサービスの利用が可能になります。このライセンス契約をする際に、複雑な契約(特にOfficeだけでなくAzureも絡めた)を組むことによって値引きofferを出す代わりに、顧客にサービスの契約を継続していただくようなネゴシエーションがあるのかもしれません。
注目のコメント
ロイターの記事はかなり分かりにくいと思います。まず、第一報を報じたtheinformationにはこのように書いてあります
つまり、Microsoft以外のクラウド環境でMicrosoftのソフトウェアを利用する際に支払額が高くなると指摘されていた件、だそうです。昨年EUで適用されたazureの規制がアメリカには適用されなかったので、それを改めてGoogleはアメリカの当局に訴えたわけですね
https://www.theinformation.com/briefings/google-microsoft-ftc-complaint-antitrust-cloud-licensing
"Google previously complained about Microsoft’s cloud licensing practices to European regulators. Under pressure, last year Microsoft agreed to change its licensing practices in the region to make it more affordable for Azure customers to use additional cloud providers, but the changes didn’t apply to U.S. customers."
https://japan.zdnet.com/article/35187712/MSFT実際どのように縛っているのか私には分かりかねますが、MSFTにとっては当然の戦略であり、クラウド3位にとどまり生成AIの勃興で検索広告の優位性のチャレンジを受けているグーグルにも当然の申し立て。
ブラウザではないし、無理がある主張では?
↓
マイクロソフト(MS)が業務ソフトウエアでの支配的な地位を利用し、顧客に自社のクラウドサービスを利用させている
それをいうならば、Amazonクラウドの方がGoogleよりも条件的には劣勢だったと思います。数か月前まで、大半の人はGoogleで検索をしていたわけですし。
アメリカの場合、言ったものが勝つという側面がありますが、傍から見ると大人げない。実力で勝負して欲しいものです。