横浜銀行頭取×ROLANDのシナジーが生むシン・リーダー論
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注目のコメント
横浜銀行の頭取と、ROLANDさんが対談している画が強烈すぎますね!(笑)
規模・業界は違えど、組織のトップリーダーであるお二人のリーダー哲学はとても面白く拝見しました。
ROLANDさんの8割の民主主義と2割の独裁、という表現は、マネジメントの求心力と遠心力のバランスをうまく表現しているな、と感じました。
企業や事業のフェーズ・競争環境によって、最適なバランスは変わってきますが、変革が求められる地方銀行においては、トップが旗振りをしリードつつもいかに自律的に変革を起こせる人材を一人でも多く創り上げられるか、のボトムアップも重要だと考えます。
こうしたブランディング記事一つとっても、これからの地方銀行マンに求められる要素が現れていて、興味深いです。横浜銀行頭取とローランドさんの対談、という銀行ではなかなか見られない企画。それだけでも、旧態依然としたイメージ(あくまでイメージなので実態が本当にそうとは言えないが)のある銀行業界の中で変化をつけていきたい、という気持ちが伝わってくる。
半沢直樹の印象が強すぎて(ドラマとはわかりつつ)、頭取が若手行員とコミュニケーションを取るイメージはほとんどなかった。しかし、これからは常に状況に合わせた最適解を出していくべきなので、若手や経営層といった肩書き関係なく、時代に沿ったソリューションを開発していかなければいけないはず。こういった取り組みは大きな組織でこそ可能性を見出すきっかけになりうる気がする。
またローランドさんの言うマネジメント層は“減点方式”で評価されることを認識すべき、という意見もなかなか気づけない観点であるように思う。立場によって現場も変われば見られ方も変わる、という視点のスイッチが必要だということだろう。
記事では次世代育成についても語られている。個人的にはキャリア形成は人それぞれであるし、常に上を目指すという姿勢が正義というわけでもないと考えている。
ただし、より良く豊かに生きるためにも自分のベンチマークとなるような対象(人だけではないが)を見つけることで成長することも確か。自身のビジネスやキャリアにおいても振り返るいい機会になった。ROLANDさんの『Betterをつくりたければ競合を調べる。Bestをつくりたかったら周りを見ない』という言葉に感銘を受けました。
金融業は特に、変革に保守的で、同業他社と足並みを揃えようとするところがこれまであったので、そうではなく、ファーストペンギンになる勇気を持って、新たな分野に飛び込んでいかないといけないですね。実際、金融庁もそうした動きを期待しているし、応援しようと変わってきているので。