生成AIによって変革する教育:大切なのは大人が邪魔しないこと
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記事の主旨に影響はしないと思いますが、冒頭のMITのテスト結果のreprintについては、検証法と論文の信頼性に大きな問題ありと話題になっているようです
https://t.co/mpDqlenk04
注目のコメント
回答する(答えを教える)のではなく、理解・学習の手助けをする(どこに着目するか、どう考えるかのヒントをくれる)AIチャットボット。
素晴らしいですね。新しいBing(経由でチャットGPT)と、こういったやり取りをしようとしても、Bingはすぐ答えてしまい、なかなか上手くいきません。私が「Aと思うのだけどどう思う?」と聞いても、Bingは「それについてAと思います。あなたはどう思いますか?」と、堂々と答え丸パクリで返してきたりします。
それこそ私自身のChatGPTの質問の仕方(プロンプトエンジニアリングのテクニック)が足りていないだけかもしれませんが、こういった「すぐに答えを出さず、理解・学習できるよう寄り添ってくれるAI」に、非常に可能性と需要を感じました。
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Khan Academyは「Khamingo」というAIチャットボットを公開しました。Khamingoは、ただ答えを教えるのではなく、答えにたどり着くプロセスをサポートするパーソナルチューターとして機能します。
生徒が「答えを教えて!」とリクエストすると、AIはこう答えます。 「わかりました、答えが知りたくてウズウズしているんですね!でも、私はあなたが自分で解く手助けをしたいと思います。まず、式を見てみましょう。最初のステップは何だと思いますか?」 これは、AIがただ答えを教えるのではなく、生徒が理解し、学習する手助けをするという例です。 また、もし間違った答えを書いても、なぜ間違えたのか、どのように考えればいいのか、答えにたどり着くための途中の過程を示しながら、再度、生徒がトライするように促してくれます。
生成AIの登場により、従来の教育スタイルが本来あるべき姿 ― ひとり一人に寄り添った教育が、やっと実現できるかもしれない未来がやってくるのです。そう考えると、本当にこれから育つ学生は、どんなすごい人が出てくるのだろうとワクワクします。10年後には、ほとんどのツールに人々が気づかないレベルでAIが搭載されているのが普通の世界になっていて、その頃には、AIに対する「プロンプトエンジニアリングといったテクニック」課題はなくなっていると想像しています。
Khan Academyの例はAIが教育ツールに浸透していくことで、教育のあり方が180度変わるというものですが、おそらく全ての現場でAIが導入された未来では、既存のやり方が「古き良き時代」のメソッドになり変わると思います。
(先生が板書したものをひたすらノートに書き写すなど。。)