【孫正義参戦】エヌビディアが変える世界の半導体勢力図
NewsPicks編集部
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インテルが栄華を誇ったのは1990年代後半。「Pentium CPU」のころだ。自社のCPUは秘密化し特許で守り、少しでも侵されれば徹底的に訴訟を起こし付加価値を守る一方で、マザーボードなど周辺部品は徹底的に標準化し、台湾企業に作らせて価格を下落させた。全体としてのパソコンの価格を下落させ普及させる一方で、CPUだけは価格を維持して大儲けした。
ところが、訴訟で負けるようになったり、生産設備の設備投資にやたらお金がかかるようになったりして、こうしたビジネスモデルは崩れていった。
インテルの株価は、ドットコムバブル期の2000年に付けた75ドルくらいがピークで、23年経った今は35ドル。なんだか日本のダメな上場企業のような会社である(とはいえ時価総額は20兆円くらいある)。ARMの評価は急上昇ですね。NvidiaのGrace CPUにも採用され、最先端AI開発やAI実行で不可欠な存在になってきたようです。AI対応に注力できたのはソフトバンク傘下に入ったおかげでしょうか。
もはやスマホの組込みCPUという範囲を超えて、社会インフラCPUベンダーになりつつある印象を受けます。