双日、風力発電計画を中止 地元の反対受け、北海道

コメント

注目のコメント

• 千種 ゆり子

  アスエネ株式会社 気象予報士、防災士

  ・2023年06月17日

  国有林に風力発電を設置するということなので陸上風力ですね。今日本が全体としてすすめようとしているのは洋上風力ですし、「だから再エネは～」と主語を大きくしないことは重要かと思います。事業者によって再エネ事業は利益構造や住民へのメリットなど大きく異なりますし、立地によって土砂災害のリスクも異なります。
  電気エネルギーを利用することは何かしら環境に影響を与えていて、それが景観や土砂災害の恐れなのか、原子力事故のリスクなのか、温室効果ガスによる気温上昇や大雨の増加なのか、何かしら人間に対しての跳ね返りはあるのです。そのあたりを私達がどう考え、どう民意を示すのか。さまざまな意思表明の仕方があり、このような反対の動きも、意思表明の方法の1つ。
  強調したいことは、だから再エネはダメ、ではなく、個別具体のケースで考えていく必要があるということです。
• 横山 椋大

  京都大学大学院地球環境学舎 第4期Student Picker

  ・2023年06月17日

  現行のアセスメントは中止案が含まれません。そのためこの事例は実は稀です。
  生態系や景観などに関して、行政と地域住民が手を取り合った地域の内発的な力や運動が欠かせません。
• Uranaka Keita

  森林伐採、作業道の整備や工事の騒音など、環境や生態系に与える影響は少ないわけがない。
  そこまでして生み出されるエネルギーはクリーンなのでしょうか？「クリーンエネルギーとは…？」と考えさせられます。クリーンエネルギーは環境にやさしいという最近の風潮にも疑問がわきます。