NY株6日続伸、145ドル高 インフレ鈍化を受け
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きょうのNY株式市場でダウ平均は6日続伸。
この日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を受けて、株式市場は堅調な値動きを続けています。
米CPIは予想とほぼ一致し、依然として高水準ではあるものの、前回からは鈍化傾向を示し、市場では明日結果が発表されるFOMCでの利上げ一時停止を確実視している状況。
市場のシナリオは変わらず、今回のFOMCは利上げを一時停止するものの、声明や経済見通し、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)、パウエル議長の会見などから、もう一段の追加利上げの可能性を示唆する見られています。
市場も7月FOMCでの0.25%ポイントの利上げの確率を65%程度で見ている状況。
現時点では一時停止に落ち着いており、FRBも投資家を驚かせたくはないだろうが、コア指数がまだ5%台で推移していることから、FRBの次の動きは7月の追加利上げで、そして、恐らくその後にもう1回の利上げがある可能性があります。
IT・ハイテク株は堅調を維持しているものの、アップル<AAPL>は上げ一服。
同社株は最高値を更新し、堅調な推移を続けているが、アイフォーンの需要の冷え込みとサービス事業の成長鈍化に対する懸念も一方で根強い。
同社への現在の強気のアナリスト評価が意外にも過去2年以上に渡って最も少ない状態。
アナリストによる投資判断の「中立」への引き下げが伝わっていました。
VIXも15台割れ楽観継続ですが、高金利下での株高がどれだけ続くのかと言う辺りは気になります。