生成AIとweb3の関係とは?「冬の時代」でも伊藤穣一氏の期待値が変わらないワケ
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ここにとても共感しました。でも今の大学生は大変かも。処理能力をひたすら高めて受験が終わったら、今度はアイデアとやり抜く力の勝負だと言われるのですから。
<以下、引用>
博士号を取るには、処理能力ではなくて、内在的な動機をいかに持ち続けて踏ん張れるかが重要だといわれています。会社でも同じで、決まった処理を早くできる人が勝つのではなく、新しいアイデアをどんどん考えついて、GRIT(やり抜く力)を持てるかが勝負を分ける。伊藤穰一さんのYouTubeを先日拝見して、本取材に関連して以下のポイントを挙げている。
1.AIとWeb 3.0の組み合わせは、企業の利益最大化を目指すよりも、コミュニティメンバー間のスムーズな対話と意見の一致を促進する方向に適している。
2.並列処理を活用する構造的AIは、ニューラルネットワークよりも少ないコンピューティングリソースで高性能を発揮する可能性があり、ハードウェアの限界に直面するAIのスケーリング問題に新たな解答を提供している。伊藤氏の写真の背景にあるアイコン画像や、最近になってポンピドゥーも含め美術館に収蔵されたり企画展示された「NFTアート」の多くを見て感じるのは圧倒的な古臭さです。
高額で取引されていたそれらの多くはわりとナイーブな手作りアルゴリズムで素材やスタイルを組み合わせて「生成」されたもので、その後の生成AIモデルの勃興を前に急速に陳腐化したという感想です。
単に投資のトレンドの潮目が代わったという解釈に留めることも可能ですが、NFTをお金の面で引っ張ってきた領域の一部における「クリエイティビティの化けの皮」を生成AIが剥いだ側面も否定しがたいと思います。