【最新研究】「幻覚剤療法」でメンタルを回復させる方法
NewsPicks編集部
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まさに毒を持って毒を制すの考え方です。メンタルの病気は薬で治癒を目指すのは難しく、対症療法に留まります。治癒を目指すためには、心理療法や認知行動療法などを経て、自分の中で過去の辛い出来事を乗り越えるプロセスが必要となります。幻覚剤は、そのプロセスをサポートするために使われる薬となるでしょう。
幻覚剤を使った治療法が効果的だという報告は上がっておりますが、薬を使った上で、心理療法士が治療を行うため、２つの要素が絡むことになります。また、幻覚剤の効果にも個人差があり、従来の薬とは一線を画すものだと思います。
どのように安全性を確保するのか、安全性をどう評価するのか、心理療法のやり方を変える必要はないのか、薬の依存性が出た時にどうするのかなど、比較的リスクは高い様に思います。
こういった薬は元々のイメージが悪いため、抵抗感を示す事が多いですが、研究結果をフラットに評価していく必要があります。最近、友人から幻覚剤が精神的な安定に効くという話を聞いたばかりでした。
普段の生活の中では意識は常に自分のことだけにフォーカスがあたりがちですが、幻覚剤を使用することで自我から離れた外部との一体性を感じられることが一つの要因ではないかとのことでした。
日本ではまだ幻覚剤の治療を受けられる場所が限定されているようですが、その反動か面白い書籍があったりします。決して安易な使用をおすすめするものではありませんが、興味深かったのでご紹介します。
・雑草で酔う 人よりストレスたまりがちな僕が研究した究極のストレス解消法
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4801304109/
