【急成長】フードロスをお金に変える「凄いアプリ」
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わたしは、一般的な福袋を買ったことはありません。高くても、定価でも、欲しい物を長く使いたい派だからです。しかし、いま世界的にめちゃめちゃ伸びている食品ロス削減アプリ「Too Good To Go」の福袋は、ついつい買ってしまうのです(笑)。
2016年にコペンハーゲンで生まれたこの会社は、過去3年間でアメリカで一気にメジャーなサービスになり、今年に入って累計2億個の販売を達成しました。すでにヨーロッパ、中東、アジアなどでは類似のアプリが登場しており、廃棄する食料を、安く売り買いするマッチングサービスがいろいろ出ています(ただし、成功しているものは少ない)。
気候危機の観点から、食糧分野は生産(農業畜産業)から輸送、保管、調理まで、ものすごい長いチェーンをもっています。農業だけでGHG全体の6%、チェーン全体では25%と言われるほどのインパクトであり、ここで価値あるビジネスをつくることは、とてもおもしろいチャレンジだと感じました。TABETEは、TGTGにインスパイアされて生まれたんですね。Too Good To Go(捨てるには、あまりに惜しい)というネーミングいいですね。安いからじゃないんだよ、フードロス削減のためにやってるんだよ、という大義名分が自分の中にあるのは長く続ける動機になる(たとえ、実際に感じているのは、安く買えた喜びだとしても)
福袋で買った食品で使わないモノ、食べないモノがあると、結局は捨てることになる。それは、無駄遣いになってしまいます。
百貨店やスーパー、コンビニなどでも、賞味期限の近いものなどを割引で販売していますが、実物を見て買う人がほとんど。中身を見なくても分かるものであれば福袋で売れるかもしれません。