男性の育休取得率 去年47%と大きく上昇 企業規模で差 経団連
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育児休暇取得率47.5%という数値そのものを見て、まだまだ全体からすれば半分以下なのかと思ったところもありますが、前年との比較18.2%とあると、これは確かに大きく上昇しましたね。確かに周囲色々な業界で、取得することの当たり前な風土が浸透していることを感じます。
当時、男性の育児休暇の取得の数値を上げていこうとしても、うまくいかず、何を支援する必要があるかが特に必要でした。例えば、ある程度短期間なので、そこだけを埋める人材がなかなか見つからないですし、入れ込めないなら、少しずつ周囲負担からサポートしていくですとか、引き継ぎ作業をするには、その間に戻ってくるくらいの期間でもあったりする、など、休暇取得からその場の作業を埋める体制やスキルなど、まわりにある課題が見えてきました。
解決策として、もっと早い段階で、計画的に取得することを周囲と共有して、休暇取得が申し訳ないといった感覚ではなく、まわりも一緒に協力しながらスムーズに取得できるように策を考え、サポートを周りから得られる体制が進むと、この対応がうまくまわっていっているように思います。ただ確かに企業の大きさ等から人出不足の体制ですとなかなかそのサポートまでいかないなどの課題があることも理解しますので、ワークシェアリングのような働きかけや、そもそも取りづらいと言った雰囲気を、誰もが当たり前に取得するところを文化としても根付かせるですとか、これからもやめることなく、対策を考えては打っていく必要を感じます。弊社グループも100%宣言から全員が取得する風土になっておりますが、これからも継続し続ける対応が必要であることを感じています。子供を持って初めて育児の大変さを実感します。共働きであれば、育児休暇なしに生活を成立させるのはかなり大変です。育児休暇の取得は、スウェーデンでは両親合わせて18ヶ月となっており、その際の収入は政府負担となっています。
育児休暇後の働き方も重要な焦点です。働き方の多様性を認める動きが進んでいるのは、明るいニュースだと思います。
もっと自分や家族がどうしていきたいのかを考えて、より幸福になれる様なスタイルを見つけていくのがこれからのスタイルになるでしょう。2021年6月に成立した改正育児・介護休業法が、2022年2月・4月・10月…と段階的に施行されているので、今後もっと高くなっていきそうですね。
弊社のような100人に満たず、20-30代が中心の会社だと、育休・介護休暇取得者が10%を超えるタイミングもあり大変なこともありますが、これからの時代はこういった経営スタイルが標準になっていく感覚もあります。弊社もまだまだ発展途上ですが、早いうちから従業員の様々なライブイベントの変化を受け入れられる柔軟性と再現性の高い組織づくりが肝要になるのではないでしょうか。