【独占】世界で初めて、核融合ファンドをつくった男
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世界初の核融合専門ファンド(Lowercarbon CapitalのQ1ファンド)をつくった、クレイさんにインタビュー。日本のメディアに出るのはもちろん初めてで、彼らが5年前から目をつけていた核融合投資について語ってもらいました。
そもそも最初の投資検討が2018年で、5年前のこと。そこからわからないなりに、大量の起業家たちにミーティングを繰り返し、わからないことは専門家や科学者にヒアリングをかけまくる。なんとも、記者のしごとにもよく似た仕事をやっているなと感じました。
実現性や時間軸がわからなければ、意味がないじゃないかという意見はとても多く、それはVCがもっとも本気で考えている点でもあります。これについては、ぜひ現場で何が起きているのかを知るのが、その理解の一助になるかもしれません。
:日本が支えた、核融合イノベーション
https://newspicks.com/news/8543624?block=side-news-series
個人的におもしろかったのは、核融合などに使う、シミュレーションやモデリングだけを提供しているような、面白い会社が登場しているよという話。ぜひご一読ください。「核融合は、思ったよりも早くやってくる」。そう断言するのは、脱炭素のメガファンドとして知られる、ローワーカーボン・キャピタルです。彼らは2022年に、核融合に特化したファンドを立ち上げました。
懐疑的な人も多いこの分野で、彼らには何が見えているのか。いくつもの核融合スタートアップに投資し、彼らの進捗を日々間近で見ている彼らにしか、見えていない景色があるんじゃないか。
ローワーカーボンキャピタルの創業メンバーであり、核融合ファンドを率いるクレイさんに直撃しました。興味深かったのは、5年前まで彼も核融合には全く関心がなかったということ。何が彼を変えたのか。取れたてのインタビューをお届けします。