セッチュウ桑田悟史がLVMHプライズのグランプリ受賞、ダブレット井野将之以来となる日本人2人目
コメント
選択しているユーザー
すでに2022年時点で数多くのアイテムがミラノの10 Corso Comoで扱われ始めていました。素材の良さとパターンの美しさ・ユニークさが海外ウケする理由かもしれませんが、それもそのはずSETCHU桑野さんはロンドンSavile Rowのテーラー「HUNTSMAN」でテーラー経験がある方。生地へのこだわりとパターンの美しさは納得です。
注目のコメント
素晴らしい! 日本人デザイナーとしてLVMH プライズは二人目の受賞です。
デザイナーの桑田悟史さんはビームス出身で、セントマーチンを卒業して、サヴィル・ロウのテーラーで働いた後、数々のブランドを経験し、パンデミック中に自身のブランドをローマで立ち上げたというキャリアも素晴らしいですね。
着物をコンセプトに作られたドレスや、折り紙のようなデザインもあり、
まさに日本と西洋を”折衷”したデザインで知られています。
早くからBEAMSでもお取り扱いがあります。
https://www.beams.co.jp/brand/007658/
ぜひチェックしてみてください。
↓コレクションはこちらでも
https://www.instagram.com/setchu.official/今年のLVMHプライズの受賞者は、Setchuの桑田悟史に決定だそうです。パリのルイ・ヴィトン財団で、女優のガル・ガドットによって発表されました。
受賞者には、LVMHによる個別の指導と40万ユーロの賞金(昨年の30万ユーロから増額)が与えられます。LVMHによる「青田刈り」の意味合いももつ賞です。将来はLVMHグループのどこかで活躍を期待されるでしょう。
桑田氏は日本生まれでミラノ在住。ジバンシー、ガレス・ピュー、カニエ・ウェストとのコラボレーションばかりでなく、ロンドンのサヴィル・ロウでもテーラリングの修業をつんでいる、オールラウンドな実力派。
カール・ラガーフェルド賞は、2人のデザイナーに贈られました。ヴォーグ・ウクライナで経験を積んだBettterのジュリー・ペリパスと、イタリアの地方都市という意味をもつ「プロヴィンチア」をブランドイメージとするMaglianoのルカ・マリアーノです。彼らには20万ユーロとLVMHのチームによる1年間の指導がプレゼントされます。
ウクライナ、地方都市というキーワードをもつブランドに賞を与えたことに、LVMHの現代的な目配りを感じます。「Setchu」にしても「和洋折衷」がコンセプトですし。戦争のない世界を目指し、地方のサステナビリティを大切にし、文化の盗用なきやさしい折衷を目指す、というラグジュアリーの目的地のアピールを読み取りたいところです。