AI一色な「Microsoft Build 2023」で発表された非開発者向け新機能まとめ
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本当にAI一色でしたね。特に注目すべき内容を以下にまとめました。
■ ChatGPT自体へのBing AIの統合を発表
ChatGPTプラグインやWebBrowsingでリサーチにも使えるようになったものの、BingAIの性能に劣るレベルで使い物にならなかったので、ChatGPTのインターフェースから瞬時にBingAIを呼べるのは超便利。
ChatGPT+Pluginは、遅いしエラー多いしでリサーチにはあまり使えない状態だったので、このインテグレーションは嬉しい。
■ Windows OS自体へのAI Copilotの搭載を発表
OSレベルやアプリケーションを横断して処理できるので、集中したい時にタイマーアプリを起動してくれたり、ダークモードに切り替えてくれたりといったことも可能。これでWindowsはOSレベルでAI Copilot機能を統合した最初のOSシステムに。
OSレベルやアプリケーションを横断して処理できるので、集中したい時にタイマーアプリを起動してくれたり、ダークモードに切り替えてくれたりといったことも可能。
https://twitter.com/kajikent/status/1661226133499838467
■ ChatGPTをEdgeブラウザのプラグインとしての搭載も発表
いま見ているページの内容を読み取って瞬時に回答してくれるのは普通に便利そう。
■ 企業が自社のAIアプリを開発するためのツール「Azure AI Studio」を発表
以下が可能
・独自モデルの学習
・独自データとOpenAIサービスの組み合わせ
・Azure SearchのVector Indexの利用
・Prompt FlowやOrchestrationによりPrompt Engineeringを簡単組み込み
・AI Safety機能を標準搭載
■ データ統合プラットフォーム「Microsoft Fabric」
・この1プロダクトで全ての方式のデータ分析、各種データの保存、データガバナンスなどのソリューションを提供
・保存されたデータを機械学習にもData Visualizationにも利用可能
などなど、とにかく全部盛り笑
https://twitter.com/kajikent/status/1661236357824655360Copilotだらけの発表ですね。Office系のCopilotは皆期待してるでしょう。
プラグイン連携の威力はまだ未知数。ChatGPTのプラグインは強力ではありますが、やや使いづらい面は否めません。どうしたら使いやすくなるでしょうか?
私は職場内の文章検索に期待です。文書多すぎ見つからない問題をなんとかしたいです。あらゆるレイヤーにCopliotを配置し、そこにプラグインをつなぎこむ。そういう構想だったんですね。面白すぎる。
> プラグインは、Microsoftの表現では「Copilotとデジタル世界の他の部分のつなぎ役」。API経由で他のアプリやサービスを接続し、リアルタイム情報を取得したりデータを組み込んだりするためのツールだ。