【松丸亮吾】子育てで「地頭が悪い」はNGワード
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注目のコメント
ひらめき、クリエイティブに関連して。
物理学者のアインシュタインが、この領域について、多くの名言を残している。個人的には、以下が好き(日本語は自分の意訳)
なお、地頭もひらめきも、脳の個性だと自分は思っている。好奇心がどの領域に生まれるかにも左右されるし、必ずではないものの得意な方が人間アドレナリンがでる。だから、どういうことが好き、どういう脳の使い方が好き・得意という「脳の個性」を意識して、活用していくことは、人生を充実させるためにも、生存戦略としても重要だと思っている。
Creativity is seeing what others see and thinking what no one else has ever thought.
発想力というのは、同じものを見て、全く違うものを創造する力
→ニュートンは万有引力の法則を発見したが、リンゴが落ちるというのは色々な人が見たはず。調査・分析もそうで、「秘密の情報」もあるが、オープンになっていることをしっかりと把握し理解しているかの方がよほど重要だし、フェアかつ罪を犯さない
It is the supreme art of the teacher to awaken joy in creative expression and knowledge.
教師を教師たらしめているものは、表現と知識についての喜びを感じさせること
→いわゆる教師だけでなく、親を含めた人生の師についてもそう。こういった教師との縁が、好奇心を育む
The true sign of intelligence is not knowledge but imagination.
知性をつかさどるのは、知識ではなく想像力
→知識量ではなく、それを使って想像していくことの重要性
Creativity is the residue of time wasted.
時間を投じなければ、発想なんて生まれない
→ひらめきとか発想は、いきなり降ってくるものではないと思う。蓄積が重要で、ChatGPTとかで簡単に色々できるからこそ、しっかり時間を投じる重要性をかみしめたい
やまほど、本当にその通りと思う言葉がある。
https://www.quotesgeeks.com/albert-einstein-quotes-creativity/「地頭の問題」と言われれば、「そうか、生まれつきで仕方ないのか」となんて諦念すら覚えてしまう。ですが、実はそんなことはなく、地頭は鍛えられるものだと松丸さんは語ります。たしかに、先日読んだ経営コンサルタント・細谷功さんの本にも「地頭」は本当によく誤解される言葉だと書いてありました。
「地頭」という言葉一つで子どもの可能性を閉ざしてしまう恐れがあるというのは、ストレートながらなかなか背筋が寒くなる指摘だと思います。地頭がいい悪いという、日常何気なくつかっている「地頭」という言葉について考えさせられる記事でした。
特に子育てで使うと、先天的で変えようがないという大人側の思い込みで、子どもの芽を摘んでしまうことになりかねない。また、大人同士で使っているのを聞いても、子どもはそういうものだと感じ取ってしまうから、気をつけなければいけないですね。
一般的に、地頭とは、理解が早く、全体を論理的にとらえ、要点をつかんだ答えが返ってきて、的確なコミュニケーションができるという意味に使われていますが、これなら将来、生成系AIにとって代わられるかもしれません。
松丸さんが指摘する、答えがないことに答えを出すとか、解法を誰も教えられないけど解く方法を発見するなどのクリエイティブさは、これから益々必要な能力ですね。
大人は、地頭という思い込みを捨てて、子どものクリエイティブな芽を大事にしてあげるべきだと思いました。